クリエイター職の転職で苦労したポイント3つ
こんにちは。私は広告代理店でグラフィックデザイナーとして5年間働いた後、フリーランスのWebデザイナーへの転職を決めました。正直、最初は不安でした。同じクリエイター職とはいえ、業界も働き方も大きく変わるからです。今回は、その転職過程で実際に苦労したポイントを3つ、ありのままお話しします。
ポイント1:ポートフォリオの作り直しに予想以上の時間がかかった
転職活動を始めた時点で、私は既存のポートフォリオを持っていました。しかし、広告代理店での実績は、クライアント企業の機密情報が含まれているため、そのままは使えません。新しい職種に適したポートフォリオを一から作り直す必要がありました。
当初は「2週間あれば十分」と甘く考えていたのですが、実際には3ヶ月かかりました。理由は、Webデザインの最新トレンドを学び直す必要があったからです。グラフィックデザインとWebデザインでは、使用するツールも考え方も異なります。Adobe XDやFigmaなどのプロトタイピングツールの習得に1ヶ月、実際にポートフォリオサイトを制作するのに2ヶ月という具合です。
ポートフォリオは転職活動の命。ここに時間をかけることは、決して無駄ではありませんでした。
また、ポートフォリオ制作中に自分のスキルの不足を痛感し、オンライン講座に月額2,000円程度で登録し、計6講座を受講しました。合計で約12,000円の投資です。これは予算外でしたが、結果的には面接での説得力が大きく変わったので、やって良かったと思っています。
ポイント2:単価交渉と営業活動の難しさ
フリーランスへの転職で最も苦労したのが、実は営業です。広告代理店では営業チームが顧客対応をしてくれていたため、私はデザイン業務に専念できていました。しかし、フリーランスになると、営業も営業事務も全て自分でやらなければなりません。
最初の3ヶ月間は、クラウドソーシングサイトで月に10〜15件の案件を受注していました。しかし、単価が非常に安いのです。1件あたり5,000円〜15,000円程度で、時給に換算すると1,000円を切ることもありました。これでは生活できません。
そこで、以下の対策を講じました。
- 直営業に切り替え:知人の紹介で3社に営業をかけ、うち2社から継続案件を獲得
- 単価交渉:最初は低単価でも、実績を積んだ後に単価を上げるよう交渉
- 専門分野の絞り込み:「ECサイトのバナー制作」に特化することで、差別化を図った
この工夫により、4ヶ月目以降は月額30万円程度の安定した収入を得られるようになりました。ただし、この過程で営業メールを50社以上に送り、返信率は約8%という厳しい現実も経験しました。
クリエイター職だからこそ、営業スキルの重要性を痛感しました。
ポイント3:人間関係の構築と孤立感との戦い
広告代理店では、毎日オフィスに出勤し、チームメンバーと顔を合わせていました。その環境が当たり前だと思っていた私にとって、フリーランスの孤立感は予想外でした。
最初の2ヶ月間は、自宅で一人で作業をする日々が続きました。正直、精神的に辛かったです。仕事の相談ができる人がいないし、デザインの判断が正しいのか不安になることもしばしば。さらに、クライアントとの関係構築も一から始める必要があり、信頼を得るまでに時間がかかりました。
この問題を解決するために、私は以下の行動を起こしました。
- クリエイター向けのコミュニティに月額1,500円で参加(現在も継続中)
- 月1回のペースで、フリーランスの友人とオン